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■2007年4月の記事
 
 2007.4.26掲載 <ぐりんぴーす>
 京王線の聖蹟桜ヶ丘駅と高幡不動駅の間に百草園という小さな駅がある。その駅から、徒歩で10分くらい山を登ると百草園という野草園がある。これからの時期はアジサイが綺麗で全国からたくさん観光客が来る。私が小学生になるまで過ごした都営団地がその近くにある。先日約20年ぶりに、カメラを担いでその団地に帰ってみた。いくつか覚えている場所を撮影しようと思ったのだ。実際、風景そのものはほとんど変わっていなかった。ただ、子供の頃大きく見えた公園や歩道は記憶よりも小さく見えた。窓にぽつり、ぽつりと洗濯物が干されていた。やはりあまり人が住んでいない。今年いっぱいで取り壊されると聞いた。建物老朽化と住民の減少が理由らしい。もともとの団塊の世代のベットタウンとしての役割はもう果たしたのだろう。しかし、なくなってしまうと思うと淋しく感じる。

 2007.4.22掲載 <つぶやき吾郎>
 「投票用紙って」

 きょうは、市長・市議会議員選挙の投票日。市長選は、候補者乱立で超激戦。市議会選も少数激戦となった。

 我々が暮らす桐生の代表を決める大事な選挙。まだ投票していない人は夜8時までやってますので投票を(一部早いところもあり)。

 ところで、選挙に使われている「投票用紙」。実はこの紙は「ユポ」という特殊な合成紙で、ポリプロピレンという樹脂を主原料にしたもの。耐水性や防湿性に優れていて、水にぬれても破れないなどの特性がある。紙というよりもフィルムに近いかもしれない。

 折れにくく、折ったとしてもすぐにもとに戻る性質がある。選挙で二つ折りにして投票箱に投函しても、用紙が投票箱の底につく頃にはちゃんと開いているということなのだ。

 これまで、開票作業で一番手間取っていた?投票用紙を開いて平らにする作業?。色上質紙を使っていたころは、この作業だけで一時間前後もかかっていたという。

 確かに今思えば、昔は選挙結果が深夜にまで及んだことはざらにあった。選挙結果が速報としてすぐに出るのはこの特殊な紙のおかげでもあるのだ。


 2007.4.19掲載 <真っ赤な苺>
 「たんぽぽ」

 桜が満開になり、庭の花壇のビオラやパンジー、ムスカリなど元気に咲き誇り、爽やかな春風が吹き抜け、日々「♪春♪」を感じ、なんだか毎日わくわくする!

 しかし…庭の雑草たちも勢い良く、ニョキニョキと伸びて来る。暖かい春を待っていたのは、私と同じ…だが、そのまま成長させる訳には、行かない。あくまでも、人間中心の考え方で、草たちには大変申し訳ないが、抜かせて貰う。でも…真っ黄色の「たんぽぽ」だけは、なぜか抜く事が出来ない。冬の間、葉を地べたに広げじっと春を待ち、人に踏まれても車に踏まれても、春になると鮮やかな黄色の花を咲かせる。また、フワフワで綺麗な綿毛の種を遠くまで飛ばそうと長くシャキと伸びた茎には、感慨深いものがある。4月から新年度スタートだ。「たんぽぽ」を見習い、頑張ろう!


 2007.4.15掲載 <マロングラッセ>
 最近、大人になったなァとつくづく感じることがある。ただ単純に年を重ねてきただけでなく、体質が変わってきたような気がする。若い頃は食べられなかったゴボウやシイタケがおいしいと感じるようになったり、演歌なんて絶対聞かないと思っていたのが、意外と心に染みるなァと思ったり…。むしろLGYなんかは音楽としてのボーダーラインかも?TV番組にしてもしかり。昔は4〜12chがあればよいと思っていたがふと気付くとNHKが圧倒的に多い。今オススメは、『世界街歩き』という素朴な旅番組だ。観光地でも名勝でもない普通の街を旅人はなくカメラがあっちこち歩き回る。ぶつぶつと独り言を言いながら…。登場する街の人たちも飾り気のない素朴な感じで、何となく暖かくてホッとするひとときなのである。

 2007.4.12掲載 <イレブン>
 季節の中では今の時期がいちばん優雅だ。特に夕方。

 陽が延びた。花は咲き、葉は青みを増してくる。そんな中を学校帰りの子ども達が家路に着く。新入生の子。進級した子。少しだけ、新しい環境にもなれたろう。まわりの見る目もやわらかい。自転車で走っても、もう寒くない。すべてが活き活きと感じる。この溶け込んだ雰囲気が好きだ。

 ただしリップクリームは溶け始める時期でもある。ハンドクリームもとろっとしてくる。使い捨てカイロはもう熱すぎる。

 地球温暖化の主な原因が、人間の活動によることがハッキリしたようだ。季節ごとの細やかな変化を守るのも人のつとめということだろう。

ものを粗末にしない大事に使う長く使う。こういう価値観があったはずだいつまでもこの時期が優雅であってほしい


 2007.4.8掲載 <ちょろりん>
 小・中学校でのいわゆる朝読書タイム。最近はほとんどの学校で実施されているようだが、子どもたちが読む本は、今の時代を映した軽いノリのものが多い気がする。

 活字離れが進む中では、「必読書」という枠にこだわる余地もないのかもしれないが、さびしい実態である。

 我が家の中学生の息子もしかりで、よい本だからといくら勧めても、「こんなしょぼいの、みんな読んでない」と学校へ持って行こうとしない。

 しかし、春休みになり、どうしてもこれだけは外せないと押しつけた一冊が『路傍の石』。貧困の中でひたむきに生きた吾一。中学生の今の感性で読んでこそ意味がある、という私の信念からだった。

 ケイタイを欲しがる息子。時代が違うといえばそれまでだ。この贅沢さ、平和があたり前のものだと思ってほしくない。

 もうすぐ読み終わる息子の心に、どれほど吾一の魂が届くだろうか。  


 2007.4.5掲載 <いたママ>
 春爛漫。辺りがうす桃色で染まる季節がやってきた。桜はあっという間に見事な満開を迎え、あっという間に散っていく。その潔さは日本独特の武士道に通ずる…と思う。桜に特別の美を感じる日本人はたぶん多いだろう。私も桜が好きだ。桜の香りも好きで桜餅、桜チップの薫製も好きだ。〈いきものがかり〉の『SAKURA』、ほかにも桜を背景にした歌が何曲もある。そんな歌も好きだ。桜は歌にもぴったりだと思う。

 この季節、大間々町から黒保根町、東町と国道122号を、またはわたらせ渓谷鐵道を北に向かうと、北上する春を感じることができる。移り変わる季節を楽しめる車窓から、今年も春の景色を満喫したいと思う。


 2007.4.1掲載 <ドドンパ>
「ほっと運転」

 家はみどり市の県道太田・大間々線沿いにあるのだが、ここ1年前後で交通事情が大きく変わったらしく大型車が昼夜問わずたくさん通るようになった。

 平家ほどの高さのある四角い鉄のカタマリが、家の横をゴーッと音をたてて通っていく。法定速度だとしても、普通車とはまるで違う威圧感。急いでいるらしい大型車はスピードを出しバウンドしていく。重くて大きい車がスピードを出すと、家の中にいても道路がうねるような感じがわかる。この県道自体も劣化してきているのかもしれないが、自分の家の寿命が一気に減った気がする。

 世につれいろいろな変化は仕方がないとして、そんな大型車もあれば、真夜中に普通車よりも静かにひっそりと音をたてないように走ってくれる大型車もある。運転手さん、お心遣い誠に感謝。


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