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基本的な
テーブルセット(1)

  

基本的なテーブルセット(1)
◆飾り皿(ショウプレート)を中央にし、右にテーブルナイフ(ミートナイフ)、左にテーブルフォーク(ミートフォーク)左側にパン皿、パンにバターを塗る時に使用するバタースプレッダーがパン皿に添えてあります。

パン皿の上位にバターケース、その横にバターケースからバターを取り、パン皿まで移す時に使用するバターナイフ、右のテーブルナイフの上位に水を飲む時に使用するゴブレット、中央に塩、コショウ入れ、(上位席から見て右手が塩、左手がコショウ)のカスターセット、そして卓上装花、飾り皿(ショウプレート)の中央にはナプキンが置かれています。このようなスタイルをとっています。

フルセット・・・、オードブルナイフ、フォーク、テーブルスプーン(スープスープン)フィッシュナイフ「魚用」、フォーク「魚用」、テーブルナイフ(ミートナイフ)「肉用」、テーブルフォーク(ミートフォーク)「肉用」、この4点を初めからセッティングしているレストランは、非常に少ないと思われますし、その必要性も有りません。もちろん婚礼等、先に内容が決まっている大人数の宴席においては別と考えて下さい。その際には、端からのナイフ、フォークを利用していただければ結構です。万が一間違って肉に魚用ナイフ、フォークを使ったとしても、あわてないで下さい。堂々とウエィーターを呼び、改めて肉用のナイフ、フォークをセットしてもらえればよいのです。

ナイフ、フォークを1セットと考えると、3セット+テーブルスプーン(スープスプーン)をフルセットと呼びます。

どんなにメニュー内容が長くてもこれ以上のセットはプレゼンテーション致しません。

通常皆さんがレストランに着席した際には、フルセットはしていません。料理注文の後に注文の用途におおじてナイフ、フォークのセッティングをして行きます。これに於いても主客からセティングして行きます。全てにおいて主客から流れるサービスはホスト、ゲストに恥じをかかせないだけではなく、マナーの基本なのです。

ナイフ、フォークのセティングは貴方が座ったテーブルの端(エッジ)から親指第1関節分の2cm弱のスペースを作りセットをしています。何がしかの、立ち上がる時、又座る時、人は自然にテーブルに手を着く瞬時が有ります。その何がしかの時に備え、親指第1関節分のスペースを作り、セッィングがされています。

物の置き方一つ取っても理由があり、偶然は、皆無です。楽しみな異次元の一時は、考え抜かれたレストラン側の必然からなるとお考え下さい。

 

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