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食事中のナイフ、
フォークマナー

    

食事中のナイフ、フォークマナー
料理を食べるスピードは、テーブル同席者と合わせて下さい。いくらお腹が空いていても貴方だけさっさと食べ終わるのは、エチケット違反です。廻りの状況をふまえ同席者と同様な召し上がり方をして下さい。同席者がすでに食べ終わっているのに貴方だけゆっくり、のんびりも、これと同じです。

又、ナイフ、フォークを皿の上に置く時の置き方は、レストランスタッフに対する合図になります。置き方によりウェイターは、貴方が食事の途中か、食べ終わったのかを、ナイフ、ホークの置き方で見分けます。

@食事の途中の合図・・・テーブル同席者との会話の際、ワインやお水を飲む時には、一旦ナイフ、フォークの手を休めることが必要です。食事の途中の合図をナイフ、フォークで示します。置き方には、2通りの合図があります。どちらの方法でも結構ですがナイフの刃は、必ず内側に向けた状態にして下さい。

@)イギリス式・・・ナイフ、フォークを皿の上にカタカナのハの字に置きます。その際、ナイフがホークの下に位置するようにするか、ナイフ、フォークをカタカナのハの時の形からXにする事でも結構です。もちろんナイフの刃は、内側です。

A)フランス式・・・ナイフ、フォークを皿の縁にかけます。その際カタカナのハの字にします。この2通りの方法で、今、食事中です、の合図とします。食事中の会話時これを忘れてナイフ、フォークを手に持ったままお話に夢中になっている方を見ますが、上品ではないので止めておきましょう。あくまでエレガントをモチベーションとしましょう、

A食事終了の合図・・・料理を食べ終わったら(必ず、テーブル同席者とのタイミングを合わせて下さい)ナイフを向こう側に置き、ホークを手前にしてそろえ、皿の中央から右寄りに、斜めに置きます。これにもいくつかの諸説があり、斜め3時の方向に置くのがフランス式、その他の国では5時の方向などと言われておりますが、「絶対にこうである」は、ありません。一般的には、5時の方向で置かれるのがよろしいでしょう。料理を残してしまった場合ナイフ、フォークの向こうに置いて下さい。

料理が終了しているのにいつまでもウエーターが皿を下げてくれない場合は、今一度貴方のナイフ、フォークの合図を確認して下さい。正しい合図を示さないとウェイ―ターは皿を下げるに下げられません。

食事中の絶対にしてはいけないマナーには、こんなことは無いと思われることが、以外や有るものです。シャンパンや、ワインを飲み過ぎたか、ナイフ、フォークを会話が夢中になり過ぎ、手に持ったまま、話し内容のゼスチャーをしている方がいらっしゃいます。又、ナイフ、フォークで料理をカットするのは一口で召し上がるように小さめにカットして下さい。フォークでさした料理を何度も口に運ぶ(がじる)のは、上品ではありません。ましてや、ソースの付いたナイフを口に持って行くのはマナー以前の問題です。

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