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赤、白、ロゼワイン

    

赤,白,ロゼワイン

◆信号機の赤・青・黄色の3色は、交通ルールの基礎です。物心がつく前より教育される、規則、規約(ルール,マナー)であり、間違いを起こせば重大な交通事故に発展するケースになります。この信号機の三つのカラーは、ワインの赤、白、ロゼ色からヒントを得てつけられたのではと、自分なりに解釈してしまう時があります。

信号の赤色の灯火時は・・・歩行者は、横断してはいけない、車は、停止位置より進んではいけない。いわゆるストップの合図です。強烈な印象として脳に刺激する色「赤」は、キリストの血と言われた赤ワインと同様に強いインパクトを感じさせます。

*赤ワイン・・・赤紫色の強い黒ブドウの皮、果汁との両方を押しつぶし製造します。渋みが特徴です。ワインレッドと呼ばれ例えられる程の色彩用語そのものになったほどです。飲み頃の温度は、赤でも様々ですが、14度〜18度が一応の目安です。赤ワインの適温は常温で、などと言われていますが、ヨーロッパでの常温18度感覚を元にしての話です。しかし、一概に常温とする設定概念温度は、難しいものがあります。

信号機の青の灯火は・・・歩行者や車は進む事ができます。赤に対して青色、赤に対した白色は、対する赤に相反する色彩という点においては共通したものを持ち合わせているように感じます。例えれば青白いと言う、色彩の表現方法は、素の色は共通ではないかと?

*白ワイン・・・薄緑色系、黄色系、薄紫系(白ブドウ)のブドウや、果汁のみを使用して造られます。(黒ブドウの果汁だけを使用することもあります)タンニン(渋みを出す成分)が少ないため飲み口が軽いデリケートな感覚であるが、渋みより酸味が特徴です。飲み頃の温度は、赤同様に酸味の強いタイプ〜コクのあるタイプと、様々です。5度〜14度までと、タイプによって、温度差が大きいので頃合が大事です。どうしても白ワインは冷やし過ぎる傾向にありますので要注意。

信号機の黄色の灯火は・・・歩行者や、車は横断を始めてはいけません。しかし、停止位置に近づいて、安全に停止することができない場合は、そのまま進むことができます。つまり、赤信号、青信号の意味をブレンドし、赤信号に重きを置き考え、交通の安全性を判断したのではないでしょうか?そんなブレンドを考えワインを想い描くと、ロゼワインに対峙します。

*ロゼワイン・・・黒ブドウを果皮ごと醗酵させ、頃合を見て果皮を取り除き造る方法や、黒ブドウ、白ブドウの両方を使用し製造する方法で、相反する色素のブレンドにより淡い色気が出てきます。赤ワイン,白ワインの良い所を抽出し、仕上げた飲み物とも言えます。

飲み頃の温度は、12度〜13度が適温とされています。しかし、あくまでも目安です。ご自分の好み温度を見つけたのであれば、その温度が適温であるはずです。穏堵(最良の適温)選びも楽しみの一つではないでしょうか。カラーコーディネ―ターや、色による色彩判断を読みきる心理学者ではないものの、色について何かを感じるのは人間の本能です。ワインの赤,白、ロゼの色別と、信号機の赤,青、黄色の色別は同様に、ルール、マナー、エチケット、モラル(規則,規約,規範、作法、ふるまい)によって守られている色彩判断です。

判断を間違えるとワインの味も美味しく感じられないものです。華のある食事に多少の知識マナーを持ち合わせておくと、より楽しい魅せる空間が得られるはずです。

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